短編小説の集い「のべらっくす」

こちらでの募集は休止になりました。今までありがとうございました。

【第27回】短編小説の集い「青春」 総評

 あと少しですが頑張っていきましょう。

 

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〇今月のお題は年も明けたばかりなので「青春」ということで「いかにも青臭い学生っぽい話」というものでしたが、やはり青春時代を過ぎた人が改めて青春に立ち返ると言うのは結構難しいのだろうかと思いました。上達したい方々におかれましては様々なキャラクターを作るために様々な年代の人になりきって書くと言う経験はどこかでしておいてほしいなと思いました。おじいさんから幼児まで、その思考の特徴なんかを押さえておくといいかもしれないですね。

 

〇ローティーンからハイティーンの登場人物を書くときに主催者が個人的に気を付けていることは、思考が次から次にいきおいよく飛んでいき、最初と最後で整合性が合わなくなるようにするということです。いきなり突拍子もないことを言い出したり、言動が一致しないことがあると全体的に「子どもっぽく」なります。逆に大人でこういう人は不審者になってしまうのでそういう演出をしたいときはそうしています。これらを引き起こしているのは「視野の狭さ」で、それがどんどん解消されていく「青春時代」というのは好奇心と言うパワーに満ち溢れた素晴らしい時代ですね。

 

〇次回でこの企画もおしまいなのですが、特に何事もなく終わると思います。来月は参加作品全部に感想付けるです。よろしくお願いします。

 

【主催者の感想】

tmtkkiyyy.hatenablog.com

 

 はじめましてこんにちは。「青春」というお題でやってほしかった「整合性のないどうでもいい思考の垂れ流し」をばーっとやってくださったのがすごくうれしいです。改行もほとんどなくて、幸子の自己分析のような「誰もそんなこと聞いてないよ」という情報をどこまでも羅列していくスタイルに女子中学生の「自分は誰なのか」というモヤモヤと居場所の居心地の悪さを感じました。「ここにいるアタシはまだ本当の私ではないから」とどこかで言い訳をしているようです。十年後の幸子のドライな心持ちがより「そういう時代」を引き立てていてよかったです。

 

masarin-m.hatenablog.com

 

 まさりんさんですので端的に述べますと、正直これを読んで「作者は何がしたいのかな」というのが見えませんでした。振り返りも考えまして、「自分が思ってもいないことを書く」ということに抵抗があるのであれば、無理に何かを書く必要はないと思います。小説と言うのは「読者」がいて成立する部分も非常に多いです。今回の作品には「作者が見せたいもの」というのが謎解きと言う意味ではなく意図的に作者によって隠されているような気がして、読者の視点からはぼやけて見えたかなと言う印象です。おそらくまさりんさんはあることないこと書くというタイプではなく自分の経験から綿密に文章を作り上げていくタイプだと思われます。そうすると最終的に「自分を切り売りしていくタイプ」になって、ブロガー風に言いますと炎上に繋がる心理状態なんじゃないかと思うのです。まずは自分を大切にしてください。そして原点に戻ってみると言うのもとても大事ですよ。また4人組をメインにしてみてもいいんじゃないでしょうか。

 

 

※あとは確認次第追加します。